宮城県内における薬剤師の求人状況や転職活動の手法などを紹介

2019-10-31

薬剤師は、他業種と比べると比較的人気の高い職種であるとも言われています。一方、薬剤師の数は多くなっている傾向と言われている中で、地域によっては薬剤師の数が足りていないという場所もあるようです。そこで今回は宮城県に注目し、県内の薬剤師における求人状況などを解説します。

また宮城県で薬剤師として働きたいという方のために、転職活動の方法やアドバイスなども紹介します。

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薬剤師の平均年収は全国平均と比較すると低め

薬剤師の年収は自治体によって大きく異なっている傾向にあります。そんな中、宮城県内で働いている薬剤師の平均年収は全国平均と比較すると低い状況にあると言えます。この要因のひとつと言われているのが薬剤師の平均年齢が低いという事です。

薬剤師の場合、年齢が上がっていくほど、平均年収も上がる傾向にあります。そのため、薬剤師の平均年齢が全国と比較しても低い宮城県では、年収が上がっていないと言えるようです。

また宮城県では、薬剤師の数が全国平均と比較すると多い状況にもなっています。そのため、労働条件の良い求人を見つけるのが容易ではないという見方もあります。

宮城県では病院や薬局は増加していくとの見方がある一方、地方では薬剤師が不足している

薬剤師は病院や薬局にて勤務するのが一般的ですが、宮城県内にある薬局の数は全国平均と比べると多く、逆に病院数は少ない傾向となっているようです。しかし、宮城県では病院や薬局の数は今後増加していくとの見方があります。

また自治体レベルで医療体制の整備に積極的に取り組んでいる傾向もある事から、宮城県における薬剤師の需要は今後増加していくのではないかという楽観的な見方があるようです。一方、宮城県では地域によって薬剤師の数が異なっている傾向にもあります。

例えば宮城県の中心都市である仙台市では薬剤師の数は十分にたりている状況となっています。背景には仙台市内の交通アクセス環境が良く、薬学部がある大学も複数ある事から大卒の薬剤師が集中しているといわれています。

しかし、地方に目を向けると薬剤師の数が不足しているといった課題があります。そのため、もし宮城県で薬剤師を目指すのであれば、地方であるほど就職しやすくなっていると言えるでしょう。

またこれは宮城県だけでなく、全国的にも言える事ですが、都市部から離れているほど高齢者の割合が高くなっているため、患者と交流する機会が多くなります。薬剤師として働きたいのであれば、このような状況も踏まえながら就職場所を決めていく事も重要なポイントなのかもしれません。

転職エージェントを活用するのも一つの手

宮城県においても例外ではありませんが、自分で薬剤師として働ける場所を探すのは難しいと言えるでしょう。また自分だけで転職活動するとなると勤務場所の雰囲気や人間関係などといった環境までを把握するのは容易ではありません。

そのため、転職しても「想像していたものと大きく違っていた」と後悔してしまう可能性もあります。そこで紹介したいのが転職エージェントを活用する事です。転職エージェントは実際に薬剤師を求めている病院などの医療施設に出入りしているので実際の職場環境を見て把握しています。

それを就職場所を探している薬剤師に事前に情報提供してくれるので、就職後のミスマッチが起きにくいのが利点と言えます。また転職エージェントでは、非公開している求人を抱えている場合もあります。非公開求人は通常の求人よりも好条件である場合が多いです。

薬剤師が不足しているエリアの他、薬剤師が足りていると言われている都市部でも条件の良い求人を提示してくれる事があります。

転職エージェントは慎重に選びましょう!

転職エージェントには様々なメリットがありますが、ただ単純に転職エージェントに依頼すれば良いというものではありません。転職エージェントを利用して宮城県で薬剤師として働ける場所を探すには「転職エージェントの支店が宮城県だけでなくその周辺にも点在しているか」という点が重要なポイントと言えます。

支店があれば都市部から離れたエリアであってもエージェントが求人を出している職場に出向いてその雰囲気などを直接確認する事ができます。他にも「薬剤師関連の求人数をどれ位抱えているか」や「サポート体制の充実度」なども良い転職エージェントを見極める上では、重要な判断材料になると言えます。

薬剤師として転職する際、事前にチェックしておくべき項目とは

転職活動において求人票を見る際、そこに記載されている情報だけで決めてしまうとせっかく転職が上手くいってもミスマッチに気付いて後悔してしまう可能性があるので注意が必要です。転職する場合、必要不可欠とも言える確認項目がいくつかありますが、その一つが通勤の方法と時間です。

これは宮城県に限った事ではありませんが事前にどのような通勤手段があり、職場までどの程度の時間を要するのかといったチェックを怠ってしまうと、通勤に負担をかけてしまう可能性があります。特に見落としがちなのが通勤手段で、電車の本数が少なかったり、車の利用が必要になってくるなど地域によって交通の利便性は異なります。

通勤時間はもちろんですが、どのような交通手段があるのかという事もあらかじめ調べておく事も大切と言えます。もう一つの確認項目として挙げられるのが職場における人間関係です。生活しているエリアが異なると勤務場所の雰囲気も異なってきます。

薬剤師の世界においても「職場の雰囲気になじめない」という声を上げている方も少なくありません。しかし求人や企業のWEBサイトを見ると良い部分のみ記載されているケースがほとんどであるのが現状であり、インターネットを活用して薬剤師が転職活動をするには限界があると言えます。

そこでおすすめしたいのが、可能であれば実際に職場を見学して職場の雰囲気などを肌で感じる事です。直に自分の目でチェックする事ができれば、職に就いてどのように働く事ができるかなどのイメージもしやすくなるでしょう。

職場見学をしておけば職場の人間関係などもある程度確認する事もできるので、ミスマッチを未然に防ぐ事にも繋がります。

異なる都道府県から宮城県で薬剤師として働く人へのアドバイス

他の都道府県から宮城県に移って薬剤師として働く場合、保険薬剤師登録の変更をする必要があります。届け出は30日以内と決まっているので忘れないように注意しましょう。また転職先が決まるまでは引っ越しはしないようにするのが良いでしょう。

引っ越しをした後で転職活動をすると、次の仕事が見つかるまでの期間が長くなる可能性があり、ブランクが生じるリスクがあります。また薬剤師は、パートや派遣といった働き方もあり、宮城県においても非正規として薬剤師を求めている所も少なくありません、転職活動をする場合は、選択肢の幅を広げておく事も大切と言えるでしょう。